masayuki5160's diary

ソフトウェアエンジニアの雑多ブログ

資産が減ってるけど気にしない

TL;DR

資産が減ってるが、資産増やす戦略としては引き続き可能な限りの額を毎月積立投資するのみ。ただ、もっと稼げるようには引き続き努力しないとな、と思ってる。特に歳取った時に向けて。

経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについてを読んでこの辺の考えは以前よりもブレなくなったのでおすすめ。

資産が減ってるけど気にしない

我が家の資産状況はマネーフォワードで見れるわけだが、この何日かがっつり資産が減っている。Xでもそういったこと話が出てるので額の多寡はあれど、まあ普通だろう。そういう局面なんだということ。

 

だが、まあ日々の生活にはなんら支障がない。というより、そうなるよう管理している。だから、我が家は引き続き毎月全力で積立投資をしていく。もちろんNISAで。

 

気になることも色々ある。でも、変わらず同じ姿勢で資産増やす行動を取れるようになったのはまだこの数年だ。特に姿勢にブレがなくなる最後のきっかけとなったのはつい最近で、山崎さんの本を読んだことだ。

 

この本では、

 

  • 自分で働いて稼ぐ方法
  • 資産(自分が持っているお金)を増やす方法

 

がまとまっている。ちなみに、他にも色々と仕事や人生に対する考え方など書かれているので参考になる話が多くとてもいい。

 

話を戻すと、山崎さんの本では余剰資金は全世界株式のインデックスファンドに投資し続けることを勧めている。よく聞く話ではあるが、この行動が結果としては運用のプロにも負けにくい勝率の高い方法である、と話している。

色々調べる人にとって、これはよく聞く話だと思う。僕もそう思った。だから過去にもこのいわゆる積立投資は実践していたが、長続きしなかった。

 

が、実際に長らく(といっても少額)積立投資をしているとたしかに結果は出た。そしてこの山崎さんの本を読んでいて、

 

"よし、プロに任せよう"

"僕は他のことに時間使おう"

 

という考えが強固になった。

 

ちなみに、元々、僕が積立投資を始めたのは藤野さんの本を読んだことだった。この本。出版されてすぐ話題になって読んだので10年とは言わないけどそれくらい前に読んだはず。

 

この本に積立投資の話が書いてあったかは覚えていない。が、僕が投資信託という商品を買うようになったのは間違いなく藤野さんの本がきっかけだった。

それから、投資信託を積立で買うようになったわけだが、まあ仕事柄というか個人の趣味というか僕は昔から本を毎月かなりの額買う人だったのでなかなか継続して積立することは難しかった。

(今思えば、本の購入を通して自分への投資を続けたことが今の僕の稼ぐ力につながっていることはたしかなので、悪くはない選択肢ではあったと思う。)

 

話を戻す。

僕のお金を増やす戦略は時間を味方につけないとなんともならないわけなので、そもそも短期に一気に増えるようなことはない。だから、何はともあれ時間を味方につけられるよう、可能な限りの額を長く積立ていくことにすることが大事。複利の力を味方につけるわけだ。

頭ではわかっていてもこれを実践し続けることってなかなか難しくて、それの最後の後押しをしてくれたのが山崎さんの本だった。色々と意見はあると思うが、まあよっぽどのことがないと戦略を変えることはないと思う。

 

ということでマクロな状況について、何がどうなってるか知らんが前月に引き続き買い続けている。

今より稼ぐことは別途考える

さて、お金を増やすことについては前述の通り考えている。山崎さんのおかげで腹が決まって、考えることが減った。

 

でも稼ぐことは別途考えないといけない。山崎さんもそれは別で議論している。そしてそれに対するおおまかな山崎さんの主張は以下の通り。

 

さて、ここまで、これからの時代に有利な働き方、稼ぎ方を説明した。これからは、(1)株式性の報酬と上手く関わること、(2)適度なリスクを取ること、(3)他人と同じにならないように工夫すること、が肝心だ。頭に叩き込んでおけ。

引用:経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて

 

手紙、という形で息子さんに伝えている形式なのもとても響く。そして、詳細はぜひ本書を手に取ってみて欲しいのだが、比較的現実的にどういう方法があって、どの程度難しいのか、という話を具体的に説明してくれている点が本書の良いところだと思う。

 

そんなわけで僕もこの稼ぐという観点についてはまだまだ考えないといけないなと思っている。山崎さんは45歳というのを一つキャリアのキーワードに挙げている。

 

45歳くらいから、高齢期の働き方を見据えた「セカンドキャリア」の準備が必要だ。準備が遅れると、できることの範囲やスケールが小さくなる。

引用:経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて

 

45歳くらいから、ということなのでまだまだ時間はあるんだけども、考えるべきなんだというのは良くわかる。そりゃ生涯で働く期間はまた増えていくわけだし、考えないといけない。稼ぐことともっと向き合わないといけない。

 

だから、どっちかというと僕が目下気になってるのは、マクロな状況が変わって資産が減ってることよりも、自身の稼ぐ力の方を維持するなり今後なんとかするために、どげんかせんといかんのだろうな、と最近感じている。

まとめ

資産が減ってるけど、それよりは自分が歳を取っても稼ぐことができるか、そっちの方が気になってるんだよな、というお話でした。

(とはいえ、本記事を書こうと思ったきっかけはマネーフォワードのアプリを見て、久しぶりに資産まあまあ減ってるやん、と思ったことでした。)