TL;DR
技術書について、自分の言葉で話せることを意識して本を読むようにする。忘れることは気にせずでいい、どんどん読み捨てるノリでいい。が、何度も読むことで理解が深まる本もあるのでいくらかは手元に残す(収納スペースの問題が残されるけど)。
"忘れる読書"を読んだ
少し前に落合さんの忘れる読書を読んだ。
本の読み方は誰かに教えてもらったことはない。学校では当然習わない。僕の場合は大学生の頃に読み漁った経験を通して自分なりの読み方を身につけた。
緩急をつけた読書の仕方はできていると思うが、この忘れる読書はそのさらに上をいく提案がされていると僕にはうつった。忘れていい、ただし自分の言葉で話せるようにね、ということがこの本から学んだこと。
言われてみれば確かにそう。何の本で読んだか忘れたけど、今の自分に必要な10冊以外はすてていい、ていう話をしてる本もあった。一時期、そこまではいかないものの、けっこうアグレッシブに本を読んではすてて(売って)をしていたこともあった。
技術書とはどう付き合う?
技術書については付き合い方がなかなか難しい。方向性としては落合さんがいうように忘れる、という話でいい。そして、自分のことばではなせるようにする。それでいいだろう。
で、ここに一般人の場合はリソースの問題が出てくる。本を買うお金とそれを置く場所の問題。あと、やっぱり紙で読む方が頭に入るよね、という問題。これは本当にトレードオフの関係があると思っていてあちらをたてればこちらがたたず的なのが大変。僕も長らくこれと付き合ってるけれど答えは出てない。
一時期サマリーポケットに本をダンボール5,6箱入れて預けてたけど、結局取り出しする時にお金かかるし、意外に都度払う送料が勿体無いし読みたい時に読めないしなんだかなーと思っていた。今は一度断捨離をして部屋に平積みしている。
今の僕の考えを書いておく。技術書とそれ以外、というので考えると、技術書以外は今必要な本以外は捨てるなら売るなりしていい。でも技術書はその本が特定の領域で他の本より圧倒的に役立つならわかりやすいなら捨てずに手元に置いておくのがいいと思っている。
もちろん場所は取る。でも、そういう良い本というのは正直一回読んだ程度では理解できないし、何度も繰り返しカジュアルに読めるようにしておくといいんだろうなと思っている。これは極端な例だけれど、この作って学ぶコンピュータアーキテクチャとかはもう2、3回読んでるけどその度に学びがあって僕にとっては助かっている。あと、実践ソフトウェアアーキテクチャはいまだにどう書いたんだこの本、すげーなとおもいつつ、読み返すことは少ないけれど論文書く時にはてにとったりする。
ただ、コレクション欲みたいなのもあって本を平積みしているなというのも自分でわかってる。かっこいいから手元に置いておきたい的な。写真は平積みしている本。
まとめ
話まとめると、
自分の言葉で話せることを意識して本読めばいい、
技術書はそのときの自分に必要な本を平積みで持って繰り返し読めばいい、
ていう感じに考えてます。お金と本棚が無限に欲しい。あと、もう一つ目の疲れの問題があるけど、これはまた別の話なので割愛。終わり。