masayuki5160's diary

大津在住ソフトウェアエンジニアの雑多ブログ

チームのメンバーとともに成果をだしていくために

プロジェクトリーダをすることになり、
あらためてチームをマネジメントすることについて考えてみました。

参考にしたのは下記。

MBA流 チームが勝手に結果を出す仕組み


本の中で紹介されている3つのコントロールをうちのチームでどう実践するか、
考えてみました。

1. 行動コントロール

おそらくこれが一番効果的。
理由は

・新人が多く、スキルも未熟なメンバーが多いこと
・新規開発よりサービスの運用の仕事がメインのため、失敗がゆるされないこと

かなと。


具体的にどういった手段で対応するかですが、

・コードレビュー、テストケースレビューの実施
・日々のルーティン作業の標準化

があるかなと思います。


ただこの行動コントロールはあまりやりすぎると危険なかんじもしています。
もちろん品質をまもるために一番効果的ですが、
ぼくの勤め先はかなり自由でそういったことに抵抗を感じる人もいるはず。。
(いままで自由に作業をしてきた分、レビューとかアホらしい、、てねw)

そういったメンバーにはおそらく事項の”結果コントロール”をうまくあてはめることがいいのかもしれません。
とはいえ、新人にはこの行動コントロールが最適ですし、教育にもなっていいですね。


2. 結果コントロール

これはKPIで目標を設定し、
それを達成する方法はメンバーにまかせてしまう、という感じ。

自分で考えて行動できるメンバーには、
モチベーションアップにもつながり効果的と思います。
あと、ときには圧倒的な結果をだせたりしそう。

ただ、うまくやらないと、
品質の劣化にもつながる危険性もあるようです。
そういった点は事項の”組織コントロール”でカバーて感じですね。


でうちのチームで導入しようと思うと、
おそらく古参のメンバーにはこの結果コントロールで対応するほうがよさそう、と思っています。

KPI、ユーザの反応を意識して、がつがつ新規機能、サービスを開発してほしいですし、その力があるメンバーですし。


3. 環境コントロール

これは組織でいうとたとえば経営理念だとかでコントロールすることになるようです。
ま、単純にチームではチームのルールとかをつくってみるといいのかもしれません。

本の中で書かれていて気になったのは”ソーシャルラーニング”の話題。
仕事で必要な情報の70%はアンフォーマルな場で得ているという話もあり、
そういった学びのことを”ソーシャルラーニング”というそうです。

大きな組織になればなるほどそうだろうな、と思います。
まだ僕の勤め先も小さいですが徐々に組織っぽくなっていますしこういったことを意識してソーシャルラーニングの場を
意識的に提供するのも必要かもしれないと思います。

この環境コントロールをどう具体的にチームで実践するかが難しいですが、
ひとまず定期的に食事にいくとかそういったことでもはじめてみるかな、と思います。



というわけでいままで何冊もマネジメントの本を読んできたはいいけど、
いざ自分がそういった立場になると大変だなーと感じる今日この頃です。