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読みました、非常に読みやすいわりに気づきも多く、いい本ですので紹介します。
考えた、つもりになってませんか?
メール、チャット、対面での会話、ブログ、など言葉は色々な場面で使われます。 そして、その言葉によってその人が、
- どういう考えなのか
- 本当に考えているのか
- どれくらい真剣なのか
- 信用できるのか
などなど色々判断されると思います。 そして、みなさんも経験があると思いますが、ほんの少しだけ違う言い方、言葉にするだけでいい結果にも繋がる、ということがよくありますよね。 逆にいつも、
- 何を考えているのかわからない
- 何を言ってるのかわからない
- ちゃんと考えるの?、と言われる
- 言いたいことをうまく言葉にできないことが多い
という方もいるでしょう。 本書はそんな人にとっても気づきのあるものになっていると思います。
そしてそれを改善していく一つの方法が内なる言葉に目を向ける、という方法です。
内なる言葉に目を向けることからまずは始まる
著者曰く、言葉になる過程は、
- 内なる言葉で意見を育てる
- 外に向かう言葉に変換する
となる。 そうすると、なに言っているのかわからない、や、言いたいことがうまく言えないことが多い、という方はプロセス1が足りていない、外に向かう言葉にするほどは考えられていない、ということになります。
シンプルなプロセスで表現されていてわかりやすいですよね。 そして以下は本書からの引用になりますが、内なる言葉と向き合った時間がつまりは思考した量になる、ということです。
正しく内なる言葉と向き合った量、つまり思考量によってのみ、心から伝えたいことが生まれ、言葉に変化が表れる
難しく考えず、内なる言葉=>外に向かう言葉を作るプロセスをブログでトレーニングするのがいい
本書には具体的に著者がすすめるトレーニング方法もいくつか掲載されています。 詳細は割愛しますが、個人的にはブログから始める、というのでも問題ないように思っています。
僕自身は特に言葉がうまい、なんて思うことはないですが、そこまで苦労した、という経験もありません。 それは学生の頃から続けているこのブログにあると思っています。 なぜならブログではまさに1. 内なる言葉と向き合い、2. 外に向かう言葉を記事として形にする、というプロセスを繰り返すわけですからね。
そういう意味でもよくいわれますがブログは非常にいいツールですよね。
というわけで今日は以上です。 では。