masayuki5160's diary

ソフトウェアエンジニアの雑多ブログ。最近は日常のこといろいろ書いてます。

アジャイル開発の現場で使われているツール紹介

この記事では実際にアジャイル開発の現場で使われているツールを紹介します。アジャイル開発向けの様々な魅力的なツールが提供されています。僕自身が使ったことのあるツールもいくつもありますのでそれらも合わせてご紹介しようと思います。

なおアジャイルについては下記記事でご紹介していますので合わせてどうぞ!

 

https://masaytan.com/archives/678

 

JIRA

出典:https://ja.atlassian.com/software/jira

 

JIRAはアトラシアンが提供しているツールです。サイト内からキャッチコピーを引用します。

 

優れたチームは、素早く頻繁にソフトウェアを提供 Jira Software は、ソフトウェアチームの誰もがすばらしいソフトウェアを計画、追跡、リリースできるよう設計されています。 出典:https://ja.atlassian.com/software/jira

 

こちらに記載の通りJIRAには非常に多くの機能があります。

僕自身も普段利用していますが全ての機能を使いこなすのはなかなか難しいですw ただ、例えばスクラムを実施しているチームが必要だと思うツール、機能はこのJIRAでほぼまかなえるでしょう。サイトにも同様の記載がありますね。

 

出典:https://ja.atlassian.com/software/jira

 

前述したように全ての機能を使いこなすのは大変ですがアジャイル開発を行う方にとって強力なツールとなるのは間違い無いですね。僕も毎日利用しています。

 

GitHub

GitHubではプログラムの管理だけでなく様々な機能が提供されています。アジャイル開発で利用できるだろう機能は例えば下記があるでしょう。

 

  • イシュー
  • wiki
  • Project(カンバン)

 

wikiはそのままですね、wikiページをGitHubプロジェクト内で作成することができます。

イシューは例えばRedmineでいうチケットのようなものです。以下のようにタスクを作成しラベルなどをつけて管理することが可能です。

 

出典:チーム開発を変える「GitHub」とは?〜Issuesの使い方〜【連載第3回】

 

ラベルは複数つけることもできますし、各イシューの中ではマークダウンを使った記載方法も扱えます。

 

さて、GitHubの中でも僕が一番おすすめなのがProjectです。

Projectは下記のようにGitHub上でカンバンを作ることができる機能です。

 

出典:GitHubに待望のカンバン機能「Project」ができたので、即座に使ってみた話

 

イシューとも紐付けをすることができ、イシューの進捗をProject上で管理することもできます。使い方も非常に簡単なためまずはじめに使い始めるにはおすすめです。イシューとProjectをうまく活用することでタスクの進捗状況を管理することができるのでポストイット等を使いカンバンを運用していた方もすぐに慣れることができるでしょう。

Confluence

出典:https://ja.atlassian.com/software/confluence

 

Confluenceは企業向けのWikiサービスです。

ときおり、アジャイル開発だと仕様書は不要でしょ?、というような勘違いをされている方がいますが全くそんなことはありません、ドキュメントは書きます。

 

ConfluenceのようにWiki形式でチームメンバーと協力してドキュメントを作っていく仕組みがあるとドキュメントの制作も柔軟に進みます。ワードやエクセルで作成したドキュメントをファイルサーバで管理して、バージョン管理をして、なんてするよりはConfluenceで共同編集できる方がよっぽど効率的です。

こちらも僕自身もよく利用していますが使い方も容易で扱いやすいですね。

Backlog

出典:https://backlog.com/ja/

 

Backlogはヌーラボが提供しているプロジェクト管理ツールです。課題管理の仕組み、ファイル管理、Wiki機能、そしてバーンダウンチャートと様々な機能が提供されています。

 

出典:https://backlog.com/ja/

 

30日間の無料プランもありますので試しに利用してみるのは良さそうですね。

 

まとめ

4つツールを紹介してきましたがどうでしたでしょうか?

ツールを使ったからといってアジャイルになるわけではないので注意が必要ですが、チームの状況によってそれぞれ最適なツールを選ぶことも大切です。

 

例えばリモートで業務を行うチームメンバーがいるのにアナログなカンバンでポストイットを使ってタスク出しをするのにはちょっと無理がありますよね。

そういう場合はまずはGitHubのProjectを利用してみる、というのがいいでしょう。

 

また、チームのプロジェクトの規模が大きくなってくるとGitHubのProjectで管理をするのが煩雑に感じるケースもありそうです。Project上にタスクが増えすぎて管理をすることが大変、という状況に意外にすぐなってしまいます。そういったケースに例えばJIRAやBacklogの導入を検討する必要が出てきたりするでしょう。(GitHubのProjectでも工夫すれば規模が大きくなったケースでも運用はできるかもしれませんが結構大変だろうと個人的には思います)

 

このようにチーム、組織の状況によって必要なツールは変わってくると思います。僕自身はツール導入で解決できるのであればツールを導入してしまう、というのがいいと思っています。もちろん費用面の相談は必要ですがw

 

ご紹介してきたように最近は素晴らしいツールが数多くあります。ぜひ今のチームにあったツールを選択しアジャイル開発を加速させていきましょう。チーム、組織の状況に応じて柔軟にツールを導入していくのもアジャイルの開発をうまく進めるためには大切なポイントだと思います。

それでは以上です、では。