もう何週遅れかわからないが、ようやくAI開発支援ツール(AIコーディングアシスタント?)、具体的にはCursorを使い始めた。
他にもDevinやClaude Codeなど選択肢はいろいろあるが、調べて検討した結果、まず試すべきはCursorだと判断し契約した。
今回の使い道は、久しぶりに作ろうと思った個人開発のモバイルアプリ開発。
実際に使ってみると、正直Cursorなしでは開発したくないと思うほど便利だった。
体感として、半日かかっていた作業が1時間以内で終わることもある。
擬似コードレベルで「こう書きたい」と思ったことを、使用している技術スタックや言語に落とし込むまでの時間が大幅に短縮された。
普段ならGoogle検索やコンパイルエラーとの格闘を経て書いていたコードが、Cursorに聞くだけで4〜5倍は早く形になる感覚がある。
特にUI実装のスピードと質には驚かされた。
もちろん、どのライブラリのどのパーツを使い、どうレイアウトし、スタイルをどうするかまで具体的に指示する必要はあるが、それさえできれば自分以上の実装力を発揮してくれる。
指示が曖昧だと何度もプロンプトを打ち直す必要があるので、詳細設計レベルまで詰めて依頼するのが肝だと感じた。この辺りは事前にいろいろ聞いてた通りな印象。
ちなみに、例えばでいうと、こういう点はまだまだだな、と思った。これも最初のプロンプト次第と言えばそうかもしれないがそれはそれでもはや実装しているくらいのコストかかりそうなので悩ましい。
- ライブラリの意図やその後の保守を無理した力づくの解決(画面遷移周りの実装をしていた際にあったこと)
- レイアウト、スタイル関係のあたいのハードコーディング(利用しているライブラリの特性を踏まえると良い選択ではなかった)
ただ、前述した通りに初期モックとしてのクオリティとその実装スピードは圧倒的なので、上記をしっかり追加で指示すれば目指したいプロダクトへ方向転換することは容易だった。
2年前、業務で初めてFlutterを使うことになったとき、既存の個人アプリ(React Nativeで作ってあったアプリ)をすべてFlutterで書き直す作業をしたことがあった。
当時はChatGPTを使ってコードを書いていたが、その時もググっているだけでは到達できない速度で作業が進み驚いたものだ。欲しいサンプルコードがサクッと出るだけで作業が圧倒的に早くなることに感動した。
でも、今回のCursorは、そのとき以上の衝撃だった。実際のコードベースを理解した上で提案してくれるのは大きいなと実感した。そりゃそう、という話だろう。
一方で、DevinやClaude Codeはまだ試していない。
どちらもアプローチは違いそうだが、まずはDevinを試してみたいと考えている。
例えば、夜に詳細な指示(詳細設計)を出しておき、翌朝には目標の7割程度の出来のコードベースが用意されている、そんな使い方ができれば非常に魅力的だ。
もちろん、その後のレビューは必要だが、詳細設計が固まっていれば負担はそれほど大きくないはず。いくつか作りたいものもあるから、試してみたい。
あと、誰かがXでも言ってたけど、自分だけが使うプロダクトを作るのであれば本当にDevinに任せてしまえば良いように思う。
なんとなくだけど、Devinで作ったコードをレビューし、必要に応じてCursorで仕上げる、ていうのが良いのかなーと感じた。これも試してないからなんともだけど。
そんなわけで、周回遅れも甚だしいが、EMよりのキャリアがメインになった僕がCursorを初めて使ってみての感想を書いてみました。目新しい情報はなくて恐縮です。
試してみての感想として、特にEMやPMが主業務になってしまった元エンジニアにとって、こういったツールは本当に最適だ、と感じた(これもどこかで誰かが言ってたけど、身をもって理解できたのは良かった。)。
僕みたいなキャリアの人にとって、今、再び純粋にエンジニアリングを楽しませてくれる機会が来てると感じた。イメージとしては、コードと関わる時間が少なくなったことによる穴埋めをCursorなどが支援してくれる感じ。要求定義、設計は今でも十分できるけど、実装から離れるとそのブランクを埋められるか、それを埋めるための努力のスタミナ、体力って年齢とともに苦しくなるから、それを助けてもらえるのって最高だと思う。
とはいえ、全くもって門外漢の領域や経験の少ない技術スタックや言語では良いものはできないように思う。門外漢の領域を扱う場合、指示(詳細設計)も曖昧になるだろうし、仕上がってきたコードもレビューできない。だから基本は自分が詳しい領域(言語や技術スタック)の上でCursor等のツールを使うのが妥当だと思う。
こういうのを無視して?プロンプトエンジニアリングに頼ってコード書くのがVibe codingなのかしら?さっぱりまだ理解が追いついてないけど、もしそうならそれは良くないよな、と今のところ思ってるのだけど、もしかするとこんなこと考えてると時代に置いていかれる気もするので、とりあえず早いうちにDevinも含めて試さねば。楽しそうだし急ごう。
以上、まだ触れていない人も、プライベートで課金する価値がある体験が得られると思うので、ぜひ試してみてほしい。終わり。

↑記事と全く関係ない写真。ラッコさん、と娘が言うので何のことかと思ったら、ちいかわのラッコの真似をしていた。よく見てるな。