最近、ちょっとした用があってNotionを使い始めた。正確に言えば「もう一度使ってみた」という表現が正しい。実はこれで2回目になる。前回も試してみたが、どうしても自分にはしっくりこなくてやめてしまった。そして今回も結局、別の方法に切り替えることになった。
まず最初に伝えておきたいのは、Notionそのものは本当にすごいサービスだということだ。よく作り込まれているし、機能面でも申し分ない。
ただ、僕自身にはなぜか合わない。使っていると「ちょっと面倒だな」と感じる場面が多く、使い心地がしっくりこないのだ。その結果、2回とも途中で利用をやめることになった。
こういう経験は僕にとっては珍しい。
普段、ツールやガジェットにこだわるタイプではないから。
キーボードやマウス、ツール類は基本的には標準的なものをデフォルトのまま使うことが多い。仕事柄PCのスペックにはある程度の要求はあるが、それは必要だから仕方ないとして、他に強いこだわりがあるわけではない。
そんな僕が「使ってみたけれど合わない」と感じるのは、僕としても正直少し驚きでもある。
Notionが自分に合わない理由を考えると、おそらく機能が多すぎることが大きい。
僕はただ文章を書きたい、構造的に情報を整理して書きたいというだけなのに、Notionはあまりに多機能だ。もう少しいうと、その多機能を押し付けてくるような印象の操作感、UXを感じる。
「そういうプロダクトなんだな、なるほど、慣れるしかないな」
はじめはそう思う。ただ、最初の段階でその多さに圧倒され、負担を感じてしまうのだと思う。
もちろん、使いこなせれば非常に便利なのだろうが、僕が求めているシンプルさとは少し方向性が違っている。
実際、Jiraが提供するConfluenceや他社のシンプルなドキュメント管理ツールの方が、僕にはちょうどいいと感じる。Notionはもっと複雑で柔軟な運用ができる反面、僕の用途やスタイルには過剰に思えてしまう。
一方で、Notionのようなツールがぴったりはまる組織やチームもきっとあるのだろう。そういう人たちに向けたプロダクトだと感じる。
僕はNotionのターゲットユーザではないのだろう。
この経験を通して、改めて
「プロダクトを作るのは本当に難しいことだな」
と実感した。
どれだけ優れたサービスであっても、使う人や目的によっては合わないことがある。そうしたバランスをどう取るのかがものづくりの難しさであり、面白さなのかもしれない。そこに個人や中小企業が入り込む隙があるわけだし、それはそれで面白いんだよな。意外にそういうニッチな市場で戦ってるプロダクトとかの方が一番僕に合いそうだったりするから、結局僕はこだわりが強いのかしら。わからん。終わり。

↑右を向くことが好きな次女氏。そのせいで若干頭の形が気になるので、最近は左に向かせるようにしている。そんなわけで左側に次女氏が気になるだろうものを置いたりしているわけだが、メルちゃんハウスもまさかそんな使われ方をされるとは思ってなかっただろうなーという。