とりあえず実装してみる、いわゆるプロトタイピングのようなプロセスを採用することはありか、についてお話ししました。以前お話しした開発プロセスに関する話題も出しながら説明しています。
なお、本記事はYoutubeチャンネル投稿内容(参考:とりあえず実装してから考えるってあり?なし?)をもとに、Geminiに動画の内容をまとめてもらったことを記載しています。
- 導入:とりあえず実装は「あり」か「なし」か?
- ソフトウェア開発におけるプロセスの柔軟性
- 問題の背景:「とりあえず実装」が難しい理由
- 「とりあえず実装」を避けた場合のアンチパターン
- 改善策と判断のポイント
- まとめ
- おまけ)おすすめ記事のご紹介
導入:とりあえず実装は「あり」か「なし」か?
ソフトウェア開発の現場では、「やってみないとわからない」という状況がよくあります [
この疑問に対する動画の結論は、「どちらでもOK」 [
ソフトウェア開発におけるプロセスの柔軟性
ソフトウェアはハードウェアと異なり、形がないため、開発のどのフェーズにおいても修正や手直しが可能です [
動画では、様々な開発プロセスモデルが存在することに触れています。
重要なのは、プロダクトやプロジェクトの状況に応じて最適なプロセスを選択することです [
問題の背景:「とりあえず実装」が難しい理由
「とりあえず実装」というアプローチが敬遠される背景には、いくつかの要因があります [
- 過去の成功体験への固執: これまでのやり方がうまくいってきたため、それが常に正しいと思い込んでしまうことがあります [
]。07:09 - 柔軟なプロセスの選択肢に関する知識不足: プロダクトやプロジェクトの特性に合わせてプロセスを柔軟に選択する知識や考え方が不足している場合、適切な判断ができないことがあります [
]。08:31
「とりあえず実装」を避けた場合のアンチパターン
プロトタイピングなどの「とりあえず実装」を避けることで、以下のような問題が発生する可能性があります [
- 後工程での手戻り: 後工程になって初めて、プロトタイピングが適していたプロジェクトだと判明し、想定以上の難易度やステークホルダーからのフィードバックによって大幅な手戻りが発生することがあります [
]。09:26 - 問題の早期発見機会の損失: 早期に「とりあえずやってみる」ことで防げた問題に、後になって遭遇してしまう可能性があります [
]。10:13
改善策と判断のポイント
「とりあえず実装」を適切に取り入れるためには、以下の点を考慮することが重要です [
- 知識の習得: プロダクトやプロジェクトの性質や状況に合わせて最適なプロセスを選択する必要性を理解することです [
]。11:27 - 判断材料:
これらの要素を総合的に判断し、今回のプロジェクトで「とりあえず実装(プロトタイピング)」を行うべきかどうかを検討することが推奨されます [
まとめ
「とりあえず実装してから考える」というアプローチは、ケースバイケースで「あり」でも「なし」でもあります [
おまけ)おすすめ記事のご紹介
ソフトウェア工学を学ぶ際に参考になる書籍をまとめていますのでご興味ある方ぜひご覧ください。
ソフトウェアエンジニアも体が資本。若い時と同じくらい、とまではなかなか難しいかもしれませんが、体力があれば考え続けることもできます。
というわけで個人的におすすめしている体調管理術についてご紹介している記事を置いておきます。向き不向きはあると思うのでご注意いただきたいですが、これからも楽しくソフトウェアを作ることをしていきたい方にはお勧めです。ご覧いただければ幸いです。