日々の業務をする中でコード上のTODOコメント溜まり続けたバックログの中のチケット、GitHub上のIssueなど様々な"いつやるの?"というタスクがあると思います。今回はそういったタスクとどう向き合うかお話をしてみました。
なお、本記事はYoutubeチャンネル投稿内容(あとで直すっていつやるの)をもとに、Geminiに動画の内容をまとめてもらったことを記載しています。
- 現場でよくある「後でやること」リスト
- なぜ「後で」はやってこないのか?その背景と問題点
- どうすれば「後で」を終わらせられるのか?改善へのアプローチ
- まとめ:「後で」をなくすために、まず時間を取って見直そう
- おまけ)おすすめ記事のご紹介
現場でよくある「後でやること」リスト
- コード中の
TODO
コメント [ ]: 「後で修正する」「後で実装する」といった意図で書かれるものの、そのまま放置されがち。00:49 - バックログの未着手チケット [
]: いわゆるタスクリストに「後でやろう」と登録されたまま、なかなか着手されないチケット。00:55 - GitHub Issue [
]: 開発メンバーを中心に、「これやらなきゃ」といった課題が登録されるものの、そのままになってしまうケース。01:27
これらの「後でやること」リスト、うまく消化できているうちは良いのですが、多くの場合、溜まり続けるだけで結局直されずに終わってしまう [
なぜ「後で」はやってこないのか?その背景と問題点
「今はできないけど、タスクとしては残しておきたい」という意図で登録されたものが、そのまま放置されてしまう [
このような状況が生まれる背景には、以下のような要因が考えられます。
- 誰も管理していない [
]: 残されたタスクやIssueが野放しになっている。03:23 - 棚卸しされていない [
]: 古いタスクやIssueがそのまま残り続けている。03:28 - 「とりあえず登録しておけば安心」という心理 [
]: 対応すること自体が目的化してしまっている。03:34 - 重要なタスクが埋もれてしまう [
]: 結果として、本当に対応すべき課題が見過ごされてしまう。04:09
これはプロジェクトマネジメントの領域の話にも見えますが、どのチームでも起こりうる、なかなか難しい課題です [
どうすれば「後で」を終わらせられるのか?改善へのアプローチ
正直なところ、私も劇的な改善策を持っているわけではありません [
-
時間を取って棚卸しをする [
]:05:05 -
思い切って捨てる [
]:06:11 -
(補足) ラベル付けやフィルタリングの運用 [
]:07:17 - タスクやIssueに優先度や対応状況などのラベル を付与することで、管理しやすくする方法も考えられます。
- ただし、この運用ができていない、または効果が出ていない状況であれば、上記1または2のアプローチを検討するのが現実的かもしれません [
]。07:24
まとめ:「後で」をなくすために、まず時間を取って見直そう
「後で直す」というタスクは、結局いつやるのか?という問いに対する答えは、「時間を作って、今すぐ見直す」 [
ただし、このような状況が繰り返される場合は、日々の運用業務やプロダクトマネジメントに根本的な問題がある可能性も考慮する必要があります [
おまけ)おすすめ記事のご紹介
ソフトウェア工学を学ぶ際に参考になる書籍をまとめていますのでご興味ある方ぜひご覧ください。
ソフトウェアエンジニアも体が資本。若い時と同じくらい、とまではなかなか難しいかもしれませんが、体力があれば考え続けることもできます。
というわけで個人的におすすめしている体調管理術についてご紹介している記事を置いておきます。向き不向きはあると思うのでご注意いただきたいですが、これからも楽しくソフトウェアを作ることをしていきたい方にはお勧めです。ご覧いただければ幸いです。