以前、こんな記事を書いた。ちょうど1年前くらい。はてなブログ側の管理画面でサジェストされていて気づいた。
この当時と比べると娘のアンパンマン熱は少しおさまっている。
- メルちゃん:40%
- ちいかわ:25%
- アンパンマン:25%
- しまじろう:10%
これくらいの割り振りだと思う。僕目線では。今はメルちゃんが強い。ただ、なぜここまでメルちゃんにハマっているかはよくわからない。おそらくはメルちゃんママのYoutubeだろうが。
先日 "リーダーの言葉力 (文春新書 1479)"という書籍を読んだ。アンパンマンの作者やなせたかしの言葉があると聞いたので、読んでみたくなり読んだ。
先生自身は、製薬会社でデザイナーをしていた時に召集され、中国大陸に送られた。戦争末期には食料が不足し、飢えに苦しんだ。正義のための戦いだと信じて耐え、死も覚悟したが、戦争が終わってみると、自分たちがしたことは侵略だったと言われた。
ならば相手は一方的な正義だったのか。そうではないはずだ。状況によって正義は逆転する。では逆転しない正義というものがこの世に存在するのか──。考え続けてたどりついたのが、「飢えた子供に一切れのパンを与えること。少なくともそれは、ひっくり返ることのない正義であるはずだ」ということだった。
やなせたかしの生い立ちは全く知らなかった。そしてまさかそういった経験がアンパンマンに反映されているとは思いもしなかった。
アンパンマンが自分の顔をちぎってパンを与えることに正義に対する作者の思いが込められているとは。
アンパンマンがここまでヒットしたことには多くの理由があるんだろう。僕はその辺はよくわかっていない。もしかしたらそういったことが今やってる朝ドラでは描かれるのだろうか。
我が家ではアンパンマンの地位は若干下降気味ではあるものの、娘がアンパンマンを見たことで何か学びがあれば良いなと思う。終わり。
↑娘がバイキンマンのモグラ叩きゲームしてるところ