masayuki5160's diary

滋賀県大津市に住むソフトウェアエンジニアの日常

今(もうすぐ39歳)がキャリアハイなんだろうなと思ってる

最近寝る前はKindleペーパーホワイトか紙の本を読んでる。読んでる本は洋書のビジネス書というか自己啓発本ばかり。はじめは英語を読む時間を増やしたいなという気持ちがあって始めたのだけども、意外に普通に読めるので今ではただ毎晩自己啓発本を読んでる意識高いおっさんになってる。

それでたまたま最近読んでたのが以下。日本語も翻訳されてるので良く知られてると思う。

 

 

本の内容は割愛するんだけど、本読みながら自分のキャリアというかこの先どう生きていくんかなというのを自然と考えてたのだけど、ふと

 

"今が僕のキャリアの中で一番な時期なんだろうな"

 

と思った。この先まだ試行錯誤はするつもりではあるけども、これはある程度受け入れた方が良いな、と思った。

なんとなく知識としては知ってはいたものの、しっかりと自分ごととして捉えることができようになったのははじめて。

書籍 "人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法" でも同じ話はされている。これくらいの年からはそれまでの経験や知識を利用してさまざまな事柄に対してマクロな視点で捉えることを強みとするとか、得意な領域を教えることを仕事にしていくことなどがおすすめされていた。若い方の知的な瞬発力には勝てないから、という。

イメージ的には将棋の藤井聡太さんと羽生さんの戦い方の違いとかそういう感じだと思う。将棋のことはあんまり知らないが、羽生さんの本とか以前読んだ限りたぶんあってる。昔何度か読んだ羽生さんの本はたしかこれ。何冊か読んだからあまり覚えてないんだけど。また読み返したい(もしかすると、大局観 自分と闘って負けない心 (角川新書) の方かもしれないが手元にないのでわからない)。

 

 

僕が社会人になったのは2010年。大して優秀でもなかったから、それなりに苦労した(ちなみに"優秀"というのはコンピュータとかコード書くのが大好きかどうか、的な意味が近い。成績が良かった同期は例外なくそういう人たちだった、お勉強ができるのとは違う)。

その後、なぜか急に社会人になってからソフトウェア作ることに興味が出てきた。それからは自分の持ってる時間という唯一のリソースを全投入して、なんとか楽しく仕事できるくらいにはなれた。大学で勉強しとけよ、と今さらながら思うけど仕方ない。

年齢が近かったり、少し上の世代のすごい人とかを見かけると自分はまだまだだなと思いながらよく悩んでいた。

そんな中、社会人しながら大学に戻り、博士の学位まで取ったことは大きな自信になった。トランプ2.0なんて言葉を最近聞くけども、田中1.0から田中2.0ていうくらいアップデートされた気分。本当に先生方には感謝しかない。

 

我ながらここまでよくやってきたなと思う。

だから、いろいろな調査結果を踏まえると、一般的に僕くらいの年齢がキャリアハイだ、と言われるならまあそうかもしれない、と受け入れることができた。

 

その一方で、食生活を見直したり、睡眠時間を増やしたり、筋トレや運動の時間増やしたり、語学学習のアプローチ変えたり、日々ChatGPTに助けてもらったりしてると、

 

"まだまだいけるんじゃね?"

 

という気がしている。他方、

 

"そういう勘違いが危険なんだよ"

 

という声もなんか聞こえてきそうなんだけど、引き続き試行錯誤しながらやっていく所存。終わり。