"字が汚い"
たまに手書きで何か書くことがあったりすると、奥さんに言われることだ。自分ではそこまで汚いとまでは思ってはいないが、まぁ確かに奥さんの字と比べると、汚いのはよくわかる。
社会人になるまでは、そこまで自分の字が汚いとは思わなかった。綺麗とは思った事はないが、汚いとまでは言われた事はなかった。僕自身も気になる事はなかった。
おそらく、社会人になってから字を書く機会がめっきり減ってしまったことが関係しているように思う。
僕は習字にも行かなかったし、学校であった授業(書写の授業?)でも、字の書き方の練習をするのはあまり好きではなかった。だから、あまりそういった事柄に対して理解が深くは無いのだが、今改めて考えてみると、例えばアートの延長として書道や字を書くことと触れ合っているともう少し楽しめたのかもしれない。
当時、僕が思っていたのは、
"なぜこんなにも同じ文字や言葉を書き続けないといけないのだろう"
ということだった。同じように思ってた人いないのかな。僕はいかに早く同じ字を書くか、ということは考えていたが綺麗に書こうとは思ってなかったように思う。
そういう感覚ではなくて、もしかすると、書道や書くことが好きな人と言うのは、アートのような感じで、きれいな字を書くことや美しい字を書くことに楽しさを見出しているのかもしれないなと思った。書道とかはまさにそうなのかもしれない。
が、小学生の頃にあった習字や書写の授業で、そんなことに気づくことは僕には到底できなかった。まあそういうパーソナリティだということかな。向いてなかったのだろう。我ながらそれはよくわかる。
さて、そんなわけで、奥さんから"字が汚い"とよく言われるわけだが、いろいろ振り返ってみても、まぁ仕方ないかなと思うし、後悔は無い。でも改めてこの記事を書いていて、習字については楽しみながらどこかで改めてやってみてもいいのかなと思った。終わり。