1on1のHowについて勉強し直そうと思ったきっかけは以下。
- 1on1をどうやるか、についての研修はないけどそこかしこでみんなしてる状況(上下関係がない人同士での1on1)がちょっと心配になった
- コミュニケーション手段としての1on1をしているならOKだが、関係性を無視したコーチングの手段としてやってるとトラブル起こりそうと不安になった
そんなわけで読み漁った本は以下。
これらの本は基本的に上司と部下という関係性があった上での1on1について説明している。
まあそうだろうなと思いつつ、おそらく多くの現場でされてる実態とは少し違う気がしている。その実態、というのは上司と部下に限らず1on1をコミュニケーション手段として実施されていることがある、ということ。もしかすると僕の周りだけの話?
僕が気にしすぎなだけなのかなーと思ったんだけど、これだけ1on1の著名な本で上司と部下を前提としたHowが述べられているのにそういった関係性がない人同士で1on1してると、変な1on1してる人いないかちょい気になってしまった。
- 1on1申し込まれたからコーチングしなきゃ
- 1on1申し込んだけど、なんか変なアドバイスとかコーチングされて嫌だな
みたいなことが起きないか気になった。前述の通り今回1on1について学び直してみようと思ったきっかけがこれ。気にしすぎかしら。
3冊読んで、僕の疑問は解決せずで終わったんだけど、まあ
"ちょっとだけ話せますか?"
ていうノリで
"1on1お願いできますか?"
ていうコミュニケーションがされてるだけだとは思うし杞憂だろうなとは思う。そう結論づけた。
さて、話は変わって今回いくつか本を読み直すことで改めて大事にしようと思ったことを殴り書きしておく。
1on1というツールの使い分けについて。意識せずに使い分けてはいたけど、こういったことを言語化して理解しておくと意識的に使い分けできるので知れてよかった。
“リーダーが「話す」のは 1: nの場で。 1: 1ではメンバーと向き合い、寄り添う時間をとり、話を聴き、それをメンバーの成長につなげていく。このような「聴くリーダーシップ」が、求められている。”
今回勉強しながらコーチングのスキルを身につけないといけないのかなと考えながら読んでたんだけど、まあそうではなくてそれよりはちゃんと向き合うことが大事だよなと改めて思った。テクニックを学ぶ時間を投資できるならしたらいいとは思うけど、テクニックが本質ではないんだということ。
“だから、結局のところテクニックじゃないんです。もちろんテクニックはあった方がいいんですけど、目の前のこの人は自分のためにかかわろうとしてくれている、と思ってもらえること。それが、ありのままということだと思うんです。”
終わり。