僕が風呂上がりにパンツ一丁で髪の毛をドライヤーで乾かしているとき、2歳の娘がこう言った。
"とうちゃんのおまたどうなってるの?"
しまったな、と思った。意図して避けてきたわけではないのだけど、色々あって最近はしばらく僕が一緒に風呂に入ることはなかった。娘を洗ってあげることはあっても、一緒に裸になってお風呂に入ることはもう1年以上してなかった。
"とうちゃんおまた見せて"
娘は言った。そうだよな、そうなるよなーと僕は思った。
"明日、父ちゃんと一緒にお風呂入ろうか"
僕は言った。まあその場で見せるのもなんか違うかなと思ってそう言った(ちなみにこのやり取り、奥さんと爆笑しながら娘と会話してます)。
子供の性教育について、僕は流石にまだ真剣に考えてはいない。娘はまだ2歳なんだしそりゃそう(考えてるのかな、他のご家庭は?)。
でも、
"とうちゃんのおまたどうなってるの?"
ていう娘の疑問にはちゃんと、できるだけ早く向き合わないとな、と思った。大事だなこれ、と思った。娘の性教育について、まだちゃんと考えたり調べてはないけど、こういうタイミングでちゃんと向き合うのがまあ本質だろう。多分。
だから、その次の日、娘と一緒にお風呂に入った。そしたら娘は、
"えーすごい!"
て言っててクソ笑った。終わり。