大津祭で粽(ちまき)を買い替えた
先日、昨年の大津祭で購入した粽(ちまき)を買い替えた。新しいちまきになってなんだか気分も良い。
↑先日、大津祭に行った際の様子
↑玄関に飾ったちまき。もう少しかっこよく飾りたいけどこれが楽なのでご勘弁。
ちまきを玄関に飾る様子は京都と滋賀?あたりでは一般的な光景?なのかな。少なくとも僕の地元の愛知県では見た方がない光景。よそ者からすると、地域の文化や風習を大事にしていることを感じるとても良い光景で、個人的に好き。
なお、ちまきとは、については祇園祭のサイトの説明がわかりやすかったので載せておく。
地元を大切にする人々
滋賀県全体がそうかはわからない、僕の住んでるあたりは地元愛が強い人が多いように感じる。たしかに良い場所だと思うし、地元を大事に思うのも理解できる。
僕が生まれ育った愛知県と比べると、地元への愛着が強い方が多そう。偏見もあるが、愛知県には地元で生まれ育って、そのまま強い思いもなく住んでいる方が多そうな印象がある。
他方、赤味噌やそれを使った料理、あとは喫茶店文化など、食に対する愛着というかこだわりはありそう。それも離れてみて思うんだけども、とても良い文化。今よく話題になる、
- コメダ
- CoCo壱
などが愛知県発祥の飲食店、というのはとても嬉しいし、他にも、
- スガキヤ
- 山本屋
- 味仙
- 矢場とん
- 風来坊
- 山ちゃん
など、次第に知名度が上がってきてる飲食店が数多いのはなんだか嬉しい。詳しく調べたことはないけど、なんかそういった食文化が育つ土壌があったんだろう。
そういう食文化に胃袋を掴まれてしまって地元を離れられない、ということはありそう。気持ちはわかる。
さて、滋賀の話に戻る。
地元愛強めの方が多いなーと感じる日々なんだが、最近だと一番目立つのはベストセラー作家の宮島未奈先生の地元愛。普段のポストも見てるのだが、地元愛を日々感じるし、そりゃここまで好きであればああいうストーリーかけるんだろうなと思った。
大津祭宵宮はこんな感じ。明日は曳山巡行 pic.twitter.com/PJrbVKJnTn
— 宮島未奈 (@muumemo) 2024年10月12日
↑ベストセラー作家による大津祭りのレポート。地元愛溢れる投稿はいつも見てる。地元が好きな人が多くいるのはいいなとよく感じる。ちなみに成瀬は天下を取りにいくの感想を書いた記事も載せておく、久しぶりに小説を楽しく読めた。
もう一つの必需品、狸(たぬき)の置物
もう一つ忘れてはいけない滋賀県でのよく見る光景の一つが玄関先の狸(たぬき)の置物。信楽焼のたぬきだ。
なぜ滋賀県に多いかの理由は以下らしい。昭和天皇の話が関係してくるとは思わなかった。
今回のテーマである、「信楽焼の狸の置物はなぜ滋賀県に多いのか?」についてお答えすると、それには考えられる理由が3つあります。
1:信楽焼が滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる陶器だから
2:信楽狸の元祖「藤原銕造」が信楽で狸の置物を作り始めたから
3:昭和天皇を信楽焼狸の置物でお迎えしたことが成功し、その逸話がマスコミに報道され大流行したから
以上、3点が挙げられます。
大津市内では少なくとも近辺を見る限り本当に多くの家庭でたぬきの置物が玄関に置かれている。はじめの頃はなんだか不思議な光景だなーと思っていた。たぬきの置物あるのは居酒屋のイメージがあったから。なんで一般家庭の玄関先にこんなにたぬき置いてるんだろうと長らく思っていた。
が、見慣れてくるとむしろ必須のもののようにも見える。
↑これは僕の両親のマンションの玄関前に置いてあるたぬき。僕と奥さんの結婚式で贈り物として滋賀在住の親戚から頂いた。このたぬきの置き物は小さい方で、よくみる大津の家の玄関先にはもっとしっかりとした大きめのたぬきの置物がある。
まとめ
両親は新しく引っ越したマンションですでにちまきもたぬきの置物も飾っている。そういう意味ではすでに滋賀県民らしい玄関になっている。
僕の住んでいる家はまだそこまでは至っておらずだけど、たぬきの置物を置くのも時間の問題。それが終わったらほんとに滋賀県民になりそう。我が家が真の滋賀県民になるのも近い。住んでる地域のことはすでにお気に入りなのだけど、多分たぬきの置物を置くことが最後のピースになるんだろうなー。終わり。