TL;DR
正直はじめはこんなのいるのかと思ってたけど、マギシステム模倣したプロンプトとかはたしかに思いつかないし、そういう有用なプロンプトがまとまってるプロンプトエンジニアリングは助かるな。
プロンプトエンジニアリングに関して、その必要性を疑ってた
以前以下記事でもLLMの利用に関して興味があることを書いた。
プロンプトエンジニアリングについて調べたいなと思ったのはこれによる。
それでいくつか本を読んだ。それが以下2冊。洋書も合ったんだけど、ちょっとそれ読む以前に色々理解できてないかも、と思って日本語で読めるならその方がいいなと思ってこの2冊にした。著者お二人とも入門向けの書籍はいつも書いていて内容も信頼できるだろうなと思ったので。
書籍そのものは、相変わらず著者お二人ともわかりやすく書かれており、いうことなかった。いつも助かります。
それで読んでみて、プロンプトエンジニアリングの必要性は確かにわかった。
普通に何も考えずに使ってると、
- 日本語に訳して
- xxについて教えて
- ・・・
のようにただの命令形しか使わない。
読んでて一番面白かったのは、マギシステムを模倣した使い方だった。登場人物それぞれの観点から対象のテーマを議論させて、その上で結論を出させる、みたいなやり方。さすがにこんなの教えてもらわないと使わないし、それによって一定成果が見込めるという話なんて研究してもらわないとわからんなーと思った。けどそれらがプロンプトエンジニアリング、という分野としてまとまってるのは助かる。
一方で、少し理解が深まって思ったことは、ある程度まとまった量のプロンプトを用意して、ツールなりアプリを作ってみないとわからないことが多いな、ということ。
まあこれはプロダクト作る時には当然のことなのでそうなのだけど、なんかこれまで経験がないプロダクトになりそうで、いまいちピンと来ていない。多分そういうことだろう。
とりあえず何か定型のプロンプトを作ってみよう。いつも英訳のチェックとかでLLM使ってるけど、いい加減毎度命令するの面倒になってきたので、僕にちょうど良いプロンプトをいじいじ作ってみることにする。
まとめ
プロンプトエンジニアリングについて、はじめは懐疑的だったけれど、色々調べてみると確かにその必要性は理解できた。
このあとは自分でちょっと込み入ったプロンプトを作って、それによる結果を見ながら試行錯誤してみよう。それしてみないとまだ色々わからない。終わり。