スプリントプランニング

スプリントプランニング

本記事ではスプリントプランニングについて取り上げます。

スクラムにおいてスプリントプランニングは新しいスプリントの始まりでもあり大切なセレモニーの一つです。本記事で順番に説明をしてみます。

 

スプリントプランニングとは

スプリントプランニングはスクラムにおいて大切なセレモニーの一つでありそのスプリントで行う作業の詳細な計画をチームで立てる時間です。

スクラムガイドではスプリントプランニングについて以下のように言及されています。

 

スプリントの作業はスプリントプランニングで計画する。これはスクラムチームの共同作業だ。スプリントが 1 か月の場合、スプリントプランニングのタイムボックスは最大で 8時間である。スプリントの期間が短ければ、スプリントプランニングの時間も短くすることが多い。スクラムマスターは、参加者に目的を理解してもらうようにする。スクラムマスターは、スクラムチームにタイムボックスを守るように伝える。

出典:スクラムガイド

 

これらをベースに細かく見ていきましょう。

 

スプリントの作業はスプリントプランニングで計画する

例えば以下のようなリズムでスクラムをしていたとします。

 

  • 月曜日:デイリースクラム
  • 火曜日:デイリースクラム
  • 水曜日:デイリースクラム、スプリントレビュー、スプリントレトロスペクティブ
  • 木曜日:デイリースクラム、スプリントプランニング
  • 金曜日:デイリースクラム

※リファインメントは随時

 

木曜日始まり、水曜日終わりのスクラムですね。

この場合、スクラムチームは木曜日にスプリントプランニングをすることで次のスプリントで行う作業を計画することになります。

 

プロダクトバックログには優先度順にリファインメントが完了しているアイテムが並んでいます。

そのためそれらを順に詳細な作業に落とし込んでいくわけです。

 

この時の具体的なアウトプットについてはよくあるのはポストイットにタスクを書き出してボードに張り出していく方法ですね。

TODO、DOING、DONE、などそれぞれのタスクの進捗も見えるようにまとめていくのがいいでしょう。毎日のいデイリースクラムで見るものですので書き方、使い方はスクラムチーム内で少しずつよくしていくことがいいでしょう。

 

また、最近ではチームのメンバーがリモートにいるようなケースもあると思います。

そういったケースには例えばGitHubが提供しているプロジェクトの機能を利用するといいでしょう。以下のように自由に項目を追加し、一つ一つのタスクはイシューとして管理することができます。

 

出典:GitHubに待望のカンバン機能「Project」ができたので、即座に使ってみた話

 

注意点としてはやはりアナログにポストイットに書き出していくことよりはGitHubのプロジェクトを使う方が面倒だと感じるケースがあることでしょうか。ただ、その辺りは慣れの問題もあると思いますので前述しましたようにそれぞれのチームにあった方法を模索しつつ改善していくのがいいと思います。

僕自身は長らくこのGitHubのプロジェクトを利用してタスクをスクラムチーム内で共有しています。慣れると使いやすいのでおすすめです。

スプリントプランニングのタイムボックス

さて次はスプリントプランニングの時間についてです。スクラムガイドにはタイムボックスについて以下のように記述されています。

 

スプリントが 1 か月の場合、スプリントプランニングのタイムボックスは最大で 8時間である。スプリントの期間が短ければ、スプリントプランニングの時間も短くすることが多い。スクラムマスターは、参加者に目的を理解してもらうようにする。スクラムマスターは、スクラムチームにタイムボックスを守るように伝える。

出典:スクラムガイド

 

1ヶ月の場合が8時間ということですので例えば1週間のスプリントをしているケースは2時間を目安にするといいでしょう。

 

大切なことは最後に記述されている、タイムボックスを守るように伝える、という点です。

スプリントプランニングは例えば以下のような理由で時間がかかるケースがあります。

 

  • スクラムチームが立ち上がったばかりで慣れておらず時間がかかってしまう
  • Doneの定義が曖昧な部分があって途中からその話に話題がうつってしまう
  • スプリントプランニングでタスクだしをはじめてみたが、実はリファインメントが不足していることに気づく
  • 受け入れ条件が曖昧なためタスク出しに時間がかかる
  • 受け入れ条件が曖昧なためタスク出しのゴールが見えない
  • プロダクトバックログが優先度順になっていない

・・・

 

他にも色々あると思いますが、スプリントプランニングはセレモニーが始まる前にある程度準備がされていないとどうしても時間がかかるように僕は思っています。プロダクトバックログを普段からまめに整理しておく、リファインメントで受け入れ条件をわかりやすく明示するよう整理しておく、など普段からまめに準備をしておくことが時間通りにスプリントプランニングを終わらせるコツのように思います。

 

他のセレモニーも簡単ではありませんがスプリントプランニングはやはりスプリントの始まりでもありますし準備は大切ですね。

 

 

 

さて本記事はこれで以上です。

スクラムについては下記記事でまとめていますのでぜひ合わせてご覧ください。

スクラムとは?

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