プログラミングを最短で独学するための方法【初心者向け】
- 2018.12.31
- プログラミング
この記事ではプログラミングを最短で独学するための方法をまとめています。
プログラミングをはじめる方法は様々ありますがどの方法が最適なのか現役のエンジニアが実際にまとめてみます。
これからプログラミングを始める方の参考になれば幸いです。
【STEP1】プログラミングで何をしたいか決める
これは一番大事なことだと個人的には思います。目標設定ですね。
プログラミングは特にやり始めるときりがなくいつまでたっても上達したことを実感するのが難しい、ということになりかねません。
そのためまずはプログラミングをすることで何をしたいのか決めるのがいいでしょう。例えばこういったことです。
- iOSのアプリを自分で作りストアに公開する
- ゲームアプリを作り、ストアに公開する
- Webサービスを作り公開する
こういった目標を設定すると進む方向が明確になります。
そして学ぶ技術も自然と決まりますので効率のいい学習を進めることができるでしょう。
【STEP2】環境を用意する
次は環境を整えることがいいでしょう。ここでいう環境とはこういったことです。
- プログラミングに使用するパソコンが必要であれば購入する
- 学習に必要な書籍、またはオンラインスクールなどを選定する
- (必要であれば)パソコン上でプログラミングができるよう環境構築をする
これらは思ったより時間のかかることだと思います。
が、しっかり準備することで学習を始めた時に効率的に学習が進んでいくのは間違いないでしょう。
それでは一つ一つみていきます。
プログラミングに使用するパソコンが必要であれば購入する
例えばアプリ開発をする場合、特にiOSアプリを作りたいと考えているとすれば手元にMacが必要です。
Webサービスなどを作りたいというケースであればそれほどスペックが良いパソコンは必要ないでしょう。
そのため目標に応じてこちらについては準備をする必要があります。
学習に必要な書籍、またはオンラインスクールなどを選定する
こちらは多くの方が一番気にする点でしょう。
あくまで僕のおすすめとなりますが、僕としては目標に応じたオンラインスクールのコースを受講することが一番良いと思います。そして必要があれば書籍を随時購入するのが良いでしょう。
オンラインスクールも最近は数多くありますが僕が実際に受講したことがありおすすめできるスクールとしてはTechAcademyが良いかと思います。
理由としてはこういった点です。
- オンラインスクールであればいつでも受講可能
- TechAcademyはメンターがつき、スラックで相談可能
- Web系、アプリ系ほぼ全て揃っている
オンラインスクールは他にもより費用が安いスクールもありそうですが僕としてはしっかりメンターがつくこういったスクールがおすすめかと思います。
初心者のうちはどうしてもちょっとしたことで躓くことが多くそういった時に相談できるのであればそのほうが良い、と思います。
さて、書籍についてです。オンラインスクールを利用する場合は書籍は必要であれば購入するという程度で良いでしょう。その際に注意しておくと良いのは下記です。
- 購入する書籍は背伸びをせず易しい内容の書籍を選ぶ
- 書籍の出版日、改訂日をみてできるだけ新しい書籍を選ぶ
例えばWeb系であればこういった書籍などが良いでしょう。
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アプリ系であればこういった書籍ですかね。
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イラストや図が多いこういった書籍であれば例えば環境構築の方法なども丁寧に記載されているケースが多いです。
また初心者を意識してつまずきやすいポイントを考慮した構成になっているため助かることが多いはずです。
そしてこの2つの書籍は改訂がされており最新の状況に合わせて書き換えられています。
こういった点もプログラミングの書籍を購入する時に検討するポイントですのでぜひ覚えておくと良いでしょう。
(必要であれば)パソコン上でプログラミングができるよう環境構築をする
これは意外に面倒なポイントです。
そしてハマりやすいポイントでもあります。そのためぜひはじめから時間がかかることだと認識した上で取り組むと良いでしょう。
オンラインスクールを利用している場合はこの環境構築でつまずいたらすぐに質問することでOKです。
もちろん環境構築もプログラミングの一部とも考えられますので大事なポイントではありますが上手に質問をしながら課題を解決していくことが大切です。
【STEP3】公開する
STEP2までできたらあとはひたすら目標に向かって進めるだけです。そしてこのSTEP3の公開するということを実践しましょう。
これは例えばこういったことです。
- 開発したアプリをストアに公開、それを自分のSNSなどでもアピールしてみる
- 自分が経験してきたことをQiita、ブログなどでまとめる
こういったことをするのが苦手な方もいるかもしれませんが他に頑張っている方とコミュニケーション取れることもあるでしょう。
そういったことは継続するきっかけにも繋がるため良いかと思います。
最近ですとTwitter上で#駆け出しエンジニアと繋がりたいというハッシュタグが流行ってましたが繋がりも増えますしうまく使うと良いでしょう。
#100DaysOfCode day22
実家帰省中〜
勉強時間なかなか取れず、本読んで苦し紛れのインプット!
ようやく今になって #Progate PHPの道場コース復習出来ました🙌明日からもっと時間取れなくなるから、朝と夜の時間有効活用します💪#駆け出しエンジニアと繋がりたい
— こっぺ🥖Web勉強中 (@coppe_paaaan) December 30, 2018
まとめ
STEP3までくると初心者は脱しているかと思います。そのためプログラミングができる、といっても大丈夫でしょう。
ただ、大切なのはこのあとだと僕は思っています。
1万時間の法則をこ存知でしょうか。ある分野のプロになるには1万時間程度の継続が必要という話です。
賛否両論あると思いますが大事なことは例えばプログラミングであってもプロとして活躍するには長い時間が必要であるということです。
この1万時間の法則については脳科学者の茂木さんもブログでも言及しています。1万時間という絶対値が大切なのではなくプログラミングであってもなんであっても習得には長い時間が必要だということですね。
「一万時間」という時間に絶対的な意味があるわけではなく、それは一つの目安である。また、分野やそのひとの取組の質によっても違うけれども、一つの事実として、熟達や創造性の発揮が長い時間を必要とするということは知っておく価値があるだろう。
出典:一万時間の法則
さて、僕がこの記事でご紹介したのはあくまで最短でプログラミングができるようになる方法です。
しかしプログラミングは非常に奥が深く僕自身もいまだに学ぶことが多く学習を続けています。
最短でプログラミングを習得した次のSTEPとしてはプログラミングを継続することだと思います。
プログラミングでプロとして活躍するのに1万時間必要かは置いておいて、それくらい長い時間が必要だろう、というのは僕自身の経験から考えてもそうだと感じます。
以上です。最後は少し厳しいお話だったかもしれませんがSTEP3までクリアしたのであれば大丈夫だと思います、継続してプログラミングを楽しむことが可能でしょう。
それではこの記事をきっかけにプログラミングを楽しむ方が増えると嬉しいです、では。