リファラル採用について-“知らない人を採ってはいけない”を読んで-

リファラル採用について-“知らない人を採ってはいけない”を読んで-

はじめに

リファラル採用について改めて整理して知りたく、書籍を読んでみたので気づいたことをまとめておきます。

知らない人を採ってはいけない 新しい世界基準「リファラル採用」の教科書

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読書メモ

リファラル採用は採用をする方法の一つだと思っているのですが、そのメリットとデメリットが改めて整理になりました。

リファラル採用のメリット

  1. 採用コストを大幅に削減できる
  2. 社長と会社に合う人材を採用できる
  3. 入社後の社員の定着率が向上する
  4. 会社の魅力と課題を見える化できる
  5. 会社の魅力の継続的向上
  6. 幹部と社員が経営者目線をもつ
  7. みんなの心が一つになる

出典:知らない人を採ってはいけない

まずコストについてですがマイナビが出している中途採用状況調査2018年度版から引用します。

出典:中途採用状況調査2018年度版

従業員数、業界ごとの人材紹介と求人広告の経費についてのデータになっています。実際に何人を採用したかの情報がないため具体的に1人採用するのにコストがどれくらいかかっているかは不明です。ただ、平均すると1企業あたり1年で人材紹介に466.6万円、求人広告に294.2万円かかっています。この件について書籍内では著者の経験から以下のように述べられています。

私どもがお目にかかった社員数20人から100人程度の企業では、中途採用の求人広告費が、1人採用するのに80万円から150万円かかっています

出典:知らない人を採ってはいけない

この数字をみると、確かにリファラル採用の場合は社員の知り合いを紹介してもらうわけですから、この費用はかからないことになります。これを考えると社員が知り合いを紹介した場合、インセンティブを渡す制度については納得がいきます、確かにインセンティブを払ってもお釣りはきそうです。

2点目の会社に合う人材を採用できる、については類は友を呼ぶ、というようなことかと思います。社員が紹介する人材の方が信頼もでき、実際にどの程度業務ができるか社員経由でわかることは安心です。また、社員の知り合いであればその方も会社に合う人材である可能性が高い、ということでしょう。

3, 4, 5点目については会社に合う人材を採用する活動を進める上で起こってくる事かと思いました。6, 7点目は採用について社員が考えるようになる事で起こってくる事でしょう。細かな進め方については書籍内に別途説明がありますので本記事では割愛しますが、リファラル採用をうまく活用できた場合、上記メリットが得られるという事のようです。

 

さて、では逆にデメリットは何でしょうか。

リファラル採用のデメリット

  1. 採用できるまでに時間がかかる
  2. 1年以内に大量採用することには向かない
  3. 活動してくれる社員に負担がかかる
  4. 採用を間違えた場合にやめさせづらい
  5. 今いる社員以上のレベルの人材は採りにくい

出典:知らない人を採ってはいけない

たしかに納得の内容です。特に2点目の、大量採用することには向かない、についてはそりゃそうだろうな、と思いました。リファラル採用を重視している企業はどうしているのだろう、と考えていましたが、この辺りは考慮して使い分けをしているのでしょう。

 

書籍内ではもう一つ別の視点でリファラル採用のリスクについても述べられています。

リファラル採用のリスク

  1. 友人・知人不採用による社員と友人・知人の関係悪化
  2. 同一職場での仕事による社員と友人・知人の関係悪化
  3. 友人・知人退職時の社員のモチベーション低下
  4. 社員紹介の報奨金欲しさの会社に合わない友人・知人紹介
  5. 良くない派閥の形成

出典:知らない人を採ってはいけない

こちらも納得の内容かと思います。5点目についてはよっぽどリファラル採用がうまくいった結果起こり得ることかなと思います。1点目についてはよくあることでしょう、僕も実際に経験があります。

まとめ

本記事は以上です。僕自身は採用の仕事をしているわけではないので改めて書籍を読みリファラル採用について理解を深めることができました。採用に関する業務はしてはいないですが、自分が所属するチームや組織に合いそうな方がいればやはり紹介はしたいなと思いますし、その際に今回学んだことは役に立つように思います。それでは以上です。